ブルーベリーの挿し木に興味があるけど、
- 手順がいまいち分からない
- 何を準備したらいいか知りたい
- 挿し木にオススメの品種を知りたい
こういった方に写真付きでわかりやすく解説していきます^^
もくじ
ブルーベリーの挿し木【時期】
基本的にブルーベリーの挿し木は1年中可能らしいが、
生産者さんによりますと2月末がベストだそうです!
成功させるポイント
- 切ったばかりの枝を使用する
- 肥料分が入っていない土を使う
- 若い元気な太めな枝を選ぶ
ブルーベリーの挿し木【必要な物】
挿し木をしようと思ったららまずこちらをご準備ください。
メネデールは使わずそのまま挿しても出来るらしいですが、
より確実に成功しやすいように今回は使用します。
ちなみにこの薬品には発根を促す働きがあります!
挿し木用の土って?
初心者の方はこういった挿し木専用の培養土といったものもあります。
普通の花用の培養土を使用すると、
肥料分が入っているため成功しにくいです。
今回はブルーベリーの挿し木をするので、
酸性土壌にしたいため、
【鹿沼土小粒:無調整ピートモス:パーライト=1:1:1】
で土作りをしました。
なぜ未調整ピートモス・・袋に何も買いていないピートモスは調整済みで中性になっているそうです。酸性土壌にするのが目的なので、未調整の酸性なものを購入しましょう。
実際にブルーベリーの挿し木をしてみた【手順】
①挿し木したい枝を選んで剪定バサミでカット
しっかり太めの若い緑色の枝を選ぼう。
枝の上下がわかるようにしておく。(枝には上下があるので挿す時間違えないように)
②100倍のメネデール液を用意しておく
パッケージの裏にのっている比率でメネデール液を作る。
枝が混じり品種がわからなくならないように、
空のペットボトル容器をカットして浸すようの入れ物を作ると便利です。
③10センチ毎に剪定バサミで枝をカット→カッターで先端を斜めにきる
上下が分かりにくくなるので、
水あげする直前に10センチごとに剪定バサミで切る。
先端は鋭利な刃でスパッと切ることによって切り口が綺麗になり発根しやすくなる。
カッターや切れ味の良いナイフで切ると◎。
枝が太めであれば裏表2方向から尖らせると、
根が生える部分が広くなるのでなお良いです。
④メネデール液に2〜3時間つける(水あげ)
斜めに切った切り口を下にして水に浸ける。
品種を何種類か挿す場合は目印をつけるなどして分かるようにする。
画像ではダイソーで買った園芸用プレートにシーラーで作ったシールを貼りました。
⑤ポリポットの準備
まず洗ったポリポットの底に穴が空いているので、
鉢底ネットで大きな穴を塞ぎましょう。
⑥土作り(ブルーベリーの挿し木用)
鹿沼土小粒:無調整ピートモス:パーライト=1:1:1
を入れ混ぜ合わせてください。
土を入れるとき、写真のようなスコップがあると便利です。
このスコップは強度の強そうな空きペットボトルをカッターで斜めにカットしただけのものです^^
とっても便利なのでぜひお試しを〜。
⑦あらかじめ水で土を湿らしておきます。
事前にしっかり水をやり用土を濡らして置きます。
ドバッとあげると表面に軽いパーライトばかり浮いてきてしまうので優しく水をかけてください。
割り箸もしくは竹串などで枝を挿す箇所に穴を開けておきます。
⑧穴にそっと枝を挿して完了
穴に枝をそっと差し込み、
もったいないので挿し木を浸していたメネデール液を表面にかけておきましょう。
1ヶ月ほどしたら発根します。
それまでは風通しの良い明るい半日陰で管理するといいです。
水あげは表面が乾いたらそっとあげてください。
2ヶ月目が鉢上げのタイミングです。
その時にそれぞれ個々にポットに植え替えをしましょう。
ブルーベリーの挿し木【まとめ】
今回挿し木した品種は、
【ラビットアイ系】ブライトウェル、パウダーブルー
です。
ハイブッシュ系は接ぎ木でない場合地植えすると枯れてしまう事が多いため、
土壌の影響を受けにくい豊産生のラビットアイ種を挿し木することを強くオススメします。
品種について詳しくはこちらのブログをご覧ください。
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ぜひ自分が増やしたい植物で挿し木にチャレンジしてみてください。